どうも、フォースタートアップスでエンジニアをやっています村林です。
皆さん「Slack」使っていますか?Slack最高ですよね。
弊社もSlackバリバリ使っていて、Slack無いと仕事できないくらいには依存しているのですが、組織が拡大する中で様々な問題が出てきました。
チャンネルが多すぎてよくわからない
弊社は誰でもチャンネルを作成できます。そのためどんどんチャンネルが作成されていき、その結果大量のチャンネルが存在しています。それだけなら良いのですが「チャンネル名のルールがない」「チャンネルの説明がない」などの理由から目的のチャンネルが探しづらい状況になってしまっていました。
これはいかんということでSlackの活用ガイドラインを一部の有志で考えました。
Slack活用ガイドライン、チャンネル命名のルール
原則: 部署名_チーム名_目的で作る
特に接頭句に関しては以下のものから使ってもらっています。
- 部署内に閉じる場合
ac_ :アクセラレーション本部
cp_ :コーポレート本部
hr_ :人事
oi_ :オープンイノベーション
ta_ :タレントエージェンシー本部
tl_ :テックラボ
- 部署をまたがる場合
all_ :全員いるチャンネル
pjt_ :部署がまたがる(2ヶ月以上)
tmp_ :一時的な集団(2ヶ月未満)
- その他の用途
guest_ :他社の方との連携チャンネル
info_ :情報共有系
notify_ :システムからの通知
club_ :趣味系
以上がチャンネル名のルールです。
具体的な例としては
pjt_startupbdb
弊社が展開しているSTARTUP DBに関して話し合うチャンネル
all_branding_pr
社外向けの情報周知がされるチャンネル
club_ラーメン
ラーメンの画像を貼るチャンネル。「今日のラーメン」と書けばラーメンじゃない画像を載せても許される風潮がある。
そこまで堅苦しいものにすると、実運用されないなと考えたことから接頭句のみ縛りを加え、それ以外は比較的に自由に設定できるようになっています。このルールが作られてから半年くらいですが、最初は守られていないケースも多々ありましたが、最近は殆どこのルールに従って作成されています。
ちょっとした命名規則ですが、あるとないとでは検索性、視認性が段違いなのでSlackのチャンネル多すぎてお困りでしたら皆さんもぜひやってみてはいかがでしょうか。
DMが多い
これもあるあるですよね。
「みんなの注意を向けられるほどの内容でもない」「変なことを聞いて恥をかきたくない(恥をかく対象範囲を最小限にしたい)」などの色んな理由から人はpublicなチャンネルではなく、DMを使います。
気持ちはわかりますが、DMは完全に秘匿された状態なので、そこで交わされた内容は誰の目にも触れることがありません。知識が社員の間で偏在し、横展開されることもなくなります。
Slackの素晴らしいところのひとつに検索性の高さがあると思っています。
Slackは検索能力が素晴らしいので「なんでこうなってるんだろ?」「これ今どうなってるのだろう」ってなったときに検索すれば大体経緯が出てきます。これは対面、電話、Zoomのいずれのコミュニケーション手段も達成していない価値なので是非活用しましょう。
でもたまにDMで感謝を伝えたり、伝えられたりは好きだったりします。なんかいいですよね(個人の見解)
ということで、この状況を打破するために以下の指針を出しました。
DMはやめて個人チャンネルでやり取りする
個人チャンネルは「分報」「times」などとも呼ばれていますが、特定個人のためのチャンネルです。個人チャンネルはpublicで作られているため、誰がどこのチャンネルに入ろうが勝手ですし、検索にも出てきます。また個人チャンネルという特性上、その人に関する話題なら何を振っても良い(良さそう)なため、publicなチャンネルでありつつも投稿をする心理的ハードルを下げるという効果を狙っています。
ということで、slackの困りごととそれに対応した話でした。
Slackのガイドライン策定などは色んな人の思いを汲んでやらなければいけないため、正直とても面倒くさいし、別に誰からも喜ばれない行為ではあります。
ただ、ちょっとした指針があるだけでみんなハッピーになりますし、Slackをみんなが使いこなす様を見ていると嬉しいので引き続き改善していければ良いですね。
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