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TSKaigi2025スタッフ参加レポート

サムネイル

こんにちは!フォースタートアップス株式会社のエンジニア、山崎です。

今回は、2025年5月23日・24日に開催された TSKaigi2025 に、スタッフとして初参加した体験をレポートします。
普段は参加者として技術イベントに参加していた私ですが、今回は「運営側」の視点からイベントに関わることで、これまでにない学びと刺激を得ることができました。

「技術イベントを支える側に回ってみたい」
「スタッフって何するの?」
「本業との両立はできるの?」

そんな疑問を持っている方にとって、この記事が少しでも参考になれば嬉しいです。

なお、セッション内容の詳細については他の参加者の素晴らしい記事や、公式YouTubeチャンネルにアーカイブが公開されているので、ぜひチェックしてみてください!

📺 TSKaigi公式YouTubeチャンネル


目次


TSKaigi2025とは?

TSKaigiは、TypeScriptに特化した日本最大級の技術カンファレンスです。
2025年の今回は、東京・ベルサール神田にて2日間・3トラックで開催され、約2,500名以上が参加する大規模なイベントとなりました。

セッションはもちろん、スポンサー企業のブース展示や豪華な懇親会、限定ノベルティなど、TypeScriptに関心のあるエンジニアにとってはまさにお祭りのような場。
昨年は1日の開催だったとのことですが、今年はボリュームも熱量も倍増し、全体を通して熱気に満ちた2日間でした。

集合写真


スタッフとしてどんなことをしていたか?

TSKaigiでは、およそ70名ほどのスタッフが各チームに分かれて活動していました。
主なチーム構成は以下の通りです:

  • コア
  • 会場・チケット
  • プログラム
  • 参加者体験企画
  • PR
  • Webサイト
  • 配信
  • クリエイティブ
  • スポンサー

私はこの中の「会場・チケット」チームに所属し、快適な会場運営を担うミッションのもと活動していました。

私の担当業務:ランチ手配

なかでも私はランチ手配の主担当として動きました。
担当した主なタスクは以下の通りです:

  • 業者選定
  • 弁当の種類・数量の決定
  • ハラールヴィーガン対応弁当の検討
  • スタッフへの事前アンケート実施
  • 注文・配布・片付けのタイムテーブル設計

大規模イベントでは弁当の注文数が多く、種類ごとの配分をどう決めるかは悩ましいポイントでした。 実際、私も注文数の決定には頭を悩ませました。 そこで今回は、事前にスタッフ向けのアンケートを実施し、希望する弁当の種類を確認した上で発注数を調整しました。 結果として、人気の偏りによる偏在や、大量のロスといった事態を避けることができ、とてもスムーズに配布できました。 今後ランチ手配を担当される方には、事前アンケートの活用をおすすめします!

また、会場チームではイベント当日1ヶ月前から週1ペースで夜にオンラインMTGを実施していました。
それ以前は2週に1回ほどで、本業に支障が出ないよう、「無理のない範囲での参加」をスタッフ間で共通認識としていました。
そのおかげで安心して取り組めたのも、非常にありがたかったです。


印象に残ったセッション

当日はスタッフ業務が中心だったため、セッションを腰を据えて聴く時間は多く取れませんでしたが、特に印象に残っているのが、2日目の主催者講演「TypeScriptネイティブ移植観察レポート TSKaigi 2025」です。

この講演では、イベント前日の深夜(5/23)にMicrosoftから発表された tsgo のプレビュー版に早速触れ、その体験を翌日の登壇で即座に共有されていたのがとても印象的でした。

発表された方は、TSKaigiの運営スタッフでもあるとのことで、直前まで準備で多忙だったはず。
それにも関わらず、新技術への好奇心とアウトプット力に圧倒されました
まさに「技術者としての熱量」を体現している姿で、私自身も強く刺激を受けました。

tsgo に関しては名前だけ知っている程度だった私ですが、この講演を通じて一気に理解が深まりました。
興味のある方は、ぜひ講演資料をチェックしてみてください!

参考資料:登壇スライド(Speaker Deck)


まとめ 〜運営の裏側に触れるという体験〜

TSKaigi2025への初めてのスタッフ参加は、エンジニアとしても人としても、大きな学びと成長が得られる貴重な体験でした。

初めてのことで戸惑う場面も多かったものの、周囲のスタッフの皆さんが本当に親切で、 未経験者でも安心して参加できる環境が整っていました。

ちなみに、私はconnpassでスタッフ募集の告知を見つけて応募しましたが、知人の紹介で参加されている方も多く、参加のハードルは思っているよりも低いと感じました。

懇親会では「来年も開催予定」とのアナウンスがあり、今から楽しみにしています。
TSKaigiのような素晴らしいイベントを作り上げてくださった運営の皆さま、参加者の皆さま、本当にありがとうございました!

そして、この記事を読んで「来年は自分も運営側で参加してみようかな」と思っていただけたら、とても嬉しいです!

ちなみに、私が所属するフォースタートアップス株式会社では、TypeScriptを用いたフロントエンド開発にも積極的に取り組んでいます。
TSKaigiに関心のある方や、フロントエンド開発に興味のある方がいらっしゃれば、お気軽にご連絡ください!